資源グループ
非鉄金属SBU
組織紹介
銅、ニッケル、コバルト、リチウム等を対象商品として、鉱山への新規投融資や既存保有鉱山権益の経営管理、生産物の販売を行う一方、レアメタルや電池材料を含めた商品のトレード及びトレードを補完する鉱山・製錬所への投資も行う。カーボンニュートラル化に不可欠な電池用原材料となる資源が多く、社会にとって不可欠なSBUである。
今後、新たに銅鉱山やリチウム鉱山権益を取得し、より大規模な事業ポートフォリオを構築することを方針としている。またトレードと鉱山権益のシナジーを一層追求していく。
他商社との比較で当社(本SBU)の特徴・強みとしては、資源事業経営に主体的にかかわっていることであり、支配株主の立場で事業経営を行っているケースもある。
想定される職務内容
- ・顧客と鉱山/生産者をつなぐトレード業務、保有している鉱山の経営管理に携わる上流事業管理、新規鉱山権益取得に関わる事業投資が主な職務。
- ・トレード業務は顧客と生産者を結び、貿易実務や契約締結、輸送の手配やデリバティブ(金融派生商品)を組み合わせて機能提供を行う。
- ・上流事業管理について、当社は複数鉱山に出資しており、どの事業でもパートナーや日々の運営を行う経営陣と協力しながら、事業の方針を決めるような大きな判断を行っていく必要がある。操業のみならず、会計・税務や法務などの知識が求められる業務である。
- ・新規鉱山権益取得においては、上流事業管理の知識に加え、企業買収(M&A)の知識と合わせ、買収機会の創出、売り手との交渉、買収契約の締結と実行を、社内外の協力者と共に実施する。
配属後のキャリア事例(入社後数年のキャリア事例や得られるスキルなど)
当SBUで得られる経験は、トレードを通じた各業界の最新情報の取得と分析、トレードによる顧客の課題解決、鉱山事業の経営参画、鉱山会社への出向を通じた現場経験、鉱山大学/語学研修/トレーニー/MBA留学等の経験、新規鉱山権益投資を通じたM&A知識取得、戦略策定、海外店舗での駐在と多岐に亘る。
当SBUは鉄鉱石・石炭・炭素といった主に鉄に関連する資源を扱う他SBUとの人材交流が多く、また、人事関連部署、経営企画、サステイナビリティ推進等コーポレート関連部署へ一定期間異動するケースも少なくない。これらのキャリア経験に特定の順序はないが、入社当初は顧客との接点が多く、自身で課題解決を提案できるトレード関連部署に配属する例が多い。
過去のキャリア事例
①ボリビア鉱山経営管理→同鉱山現場駐在→人事(コーポレート)→マダガスカル・ニッケルコバルトProject経営管理→人事(部長級) *①は女性の事例
②上流事業管理→ペルーにおけるスペイン語学研修生→リマ駐在員→上流事業管理→デンバー支店における資源担当→マダガスカル・ニッケルProject経営
③ニッケルトレード→マダガスカル・ニッケルコバルトProject経営管理→ベンチャー企業への出向→マダガスカルニッケルProject現場への出向
望ましい経験・資格等※応募にあたって必須ではございません。
- ●望ましい要件
- ・英語能力(TOEIC730相当以上)
- ●必須ではないが、あれば望ましい要件
- ・スペイン語能力(mustではない。日常会話レベルでも十分)
- ・大学(又は大学院)の専攻が資源や地質関連など。
こちらの組織も見る