次の100年を見据えながら、社会とともに、
安定的で持続的な成長を目指す。
住友商事グループの根幹には、17世紀の住友創業以来、400年にわたって脈々と受け継がれてきた「住友の事業精神」があります。これを礎に「住友商事グループの経営理念・行動指針」を策定し、価値判断のよりどころとして確立させています。
住友商事は、2019年度に創立100周年を迎えました。次の100年を見据えながら、社会とともに、安定的・継続的な成長を目指します。
01 経営理念と行動指針
住友商事グループの価値判断のよりどころは、
「住友商事グループの経営理念・行動指針」にある。
住友商事グループの「経営理念」は、住友400年の歴史に培われた「住友の事業精神」をベースに、今日的かつグローバルな視点を加えて、平易かつ体系的に整理し直したものです。「行動指針」は、「経営理念」を実現するための企業および役員・社員の日常の行動の在り方を定めたガイドラインです。
「経営理念」に掲げているように、住友商事グループの社会的使命は、健全な事業活動を通じて、株主、取引先、地域社会の人々、そして社員も含め、世界中の人々の経済的・精神的な豊かさと夢を実現することであると考えています。また、個々人の人格を尊重し、「住友の事業精神」の真髄である「信用を重んじ確実を旨とする」という経営姿勢を貫き、一人一人の主体性、創造性が発揮され、改革と革新が不断に生み出されるような企業文化を大切にしています。
私たちは、「経営理念」や「行動指針」に示された価値基準をグループ内で共有し、個々の事業活動において実践することで、常に変化を先取りして新たな価値を創造し、広く社会に貢献するグローバルな企業グループを目指します。
「経営理念」に掲げているように、住友商事グループの社会的使命は、健全な事業活動を通じて、株主、取引先、地域社会の人々、そして社員も含め、世界中の人々の経済的・精神的な豊かさと夢を実現することであると考えています。また、個々人の人格を尊重し、「住友の事業精神」の真髄である「信用を重んじ確実を旨とする」という経営姿勢を貫き、一人一人の主体性、創造性が発揮され、改革と革新が不断に生み出されるような企業文化を大切にしています。
私たちは、「経営理念」や「行動指針」に示された価値基準をグループ内で共有し、個々の事業活動において実践することで、常に変化を先取りして新たな価値を創造し、広く社会に貢献するグローバルな企業グループを目指します。
住友商事グループの
経営理念・行動指針
- 目指すべき企業像
- 私たちは、常に変化を先取りして新たな価値を創造し、広く社会に貢献するグローバルな企業グループを目指します。
- 経営理念
-
<企業使命>
健全な事業活動を通じて豊かさと夢を実現する。
<経営姿勢>
人間尊重を基本とし、信用を重んじ確実を旨とする。
<企業文化>
活力に溢れ、革新を生み出す企業風土を醸成する。 - 行動指針
-
・住友の事業精神のもと、経営理念に従い、誠実に行動する。
・法と規則を守り、高潔な倫理を保持する。
・透明性を重視し、情報開示を積極的に行う。
・地球環境の保全に十分配慮する。
・良き企業市民として社会に貢献する。
・円滑なコミュニケーションを通じ、チームワークと総合力を発揮する。
・明確な目標を掲げ、情熱をもって実行する。
02 住友の事業精神
「住友商事グループの経営理念・行動指針」の原点は、
創業以来約400年にわたり脈々と受け継がれてきた「住友の事業精神」にある。
「住友の事業精神」とは、住友家初代の住友政友(1585-1652)が商売上の心得を簡潔に説いた「文殊院旨意書(もんじゅいんしいがき)」を基に、住友の先人たちが何代にもわたって磨き続けてきたもので、その要諦は「営業の要旨」として引き継がれています。
営業の要旨
- 一、信用・確実
- 最も重要なビジネス基盤である「信用」を維持していく為、一人ひとりが「確実を旨とする」仕事、即ち、相手を裏切らない、言ったことは必ず成し遂げることを重んじなければならない。
- 二、浮利を追わず
- 価値創造を伴わない目先の利益に惑わされてはならない。自ら知恵を絞り、汗を流して、取引先や市場に価値を提供し、それに見合った対価を正々堂々と頂く事業を行うべし。
- 三、自利利他公私一如
- 住友の事業は、自分達だけが利潤を上げることのみを目的とするのでは不十分であり、国家や社会の利益をかなえるほどの壮大な事業でならなければならない。それだけの企画の計画性と報恩の精神、使命感を持って仕事をすべし。